博物館、美術館、工芸館にRFID管理を

博物館・美術館向け
収蔵作業の効率化ソリューション！
IoT機器やRFID装置を活用した、
「入庫・出庫管理」から「移動管理」そして、
「予約」「棚卸」「修繕」「上位システム連携」へ

収蔵位置管理ソリューションとは

博物館・美術館の要望を
標準機能にした収蔵品管理システム

収蔵位置管理ソリューション」とは、美術品や工芸品にICタグを取付け、マルチハンディリーダーで読み取り、重要資産の保管場所や入庫・出庫状況を管理したり、温度や湿度、扉の開閉状況等、 IoT機器で保管状況を管理したりするソリューションです。

日々の展示品や重要資産管理の運用を、より効率化かつ円滑に行っていただけます。

RFIDタグ以外で利用できるタグ

弊社ではさまざまなタグのご提案を承ります。
「超砥石（といし）粘着糊」を使って、粘着強度を強化し、連番作成できるシール作成サービスなどもご提供しています。
収蔵物を傷つけず、ローコスト、迅速にご利用頂けるタグを選択いただけます。

下記のいずれかのタグのみであっても、収蔵位置管理用に改良されたマルチハンディリーダーと連携できるので、
まずはすでに運用中のタグをそのまま使用して管理運用、棚卸、移動などに使えるかご体感いただけます。

＜バーコード＞ バーコードのみの管理であっても、同システムにて対応可能（携帯端末アプリによる個別対応）です。

＜QRコード＞ 視認性がよく、デバイスからの認識率も高いため、これまでも多くの現場で使用されてきました。比較的安価で導入障壁も低いことから、すでに導入されている施設も多いタグと言えます。

＜Artタグ＞ さまざまなサイズがあり、埋め込む素材を選ぶことができます。医療、物流、建設、製造、小売をはじめ、全世界さまざまなビジネスの現場で使用されているタグです。

＜Artシール＞ 「ICタグ」と「Artシール」を組み合わせた、「Artタグ」。「高耐久（防水・防塵）」、「高感度（遠距離）」且つ、視認性の高いタグです。裏面には、木箱、説明書・重要事項説明書等、関連収蔵物の画像をカードに埋め込んで、現場の忘れ物防止支援にも繋げることが可能です。タグ自身へたくさんの情報持たせることが出来、また、専用の携帯端末アプリの利用で、導入費用を大幅に削減することが可能です。

様々なICタグと、組み合わせて対応可能です。

特長とメリット

現場のキュレーターさんには･･･

・現場の「工芸員（キュレーター）」が収蔵物情報を、その場で直接、追加・修正・更新・削除できる

・管理項目の追加や名称の変更、ファイルや写真を合わせて管理することができる

・「入庫・出庫」の際、「展示品（美術品や工芸品）」の取扱いマニュアルや、除菌方法等、注意事項をスマートデバイスで確認できる

・「管理者」から「工芸員（キュレーター）」への除菌方法等をリモートで指南説明できる

・テレワーク、在宅作業の支援ツールとしてもそのまま活用できる

本部の管理者には･･･

・短時間、低コストで、収蔵物管理をIoT化できるので適材適所な人材登用が出来る

・紙による管理情報の更新忘れが無くなり、確実な追跡の実現が期待できる

・既に導入してしまった管理システムや、これまで使用してきた管理情報番号などを無駄にすることなく利用できる

・世界標準規格（RFID）の管理機能をピンポイントで追加導入できる

・棚卸や、管理場所変更、貸出返却といった収蔵物の移動と異動による、紛失、遺失、亡失の予防が期待出来る

・携帯端末で収蔵物の格納場所を照会し、その状態と記録の上書き、新たな情報の追加を一度に完了できる

・これまでメールや紙ベースでのみ管理していた他施設との連携や異動記録をIT化、半全自動フロー化できる

・わずか0.4ミリの日立社製ミューチップ、紙製RFIDタグシールなどの導入で、低価格、低侵襲にて収蔵物へのタグ付けが出来る

実務ですぐに利用できる機能

ペーパーレスを実現

RFIDタグを使用した、棚卸、持出・返却管理、運用システムがすぐ導入して出来る

予約や棚卸しに

スマートデバイスを使った一元管理が出来るので、人為的ミスを減らし、現場の負担軽減に交換を発揮します。

紛失予防・持出管理

セキュリティゲートの利用で、収蔵物の持出し時の記帳や報告の手間を軽減し、紛失や盗難を防ぎます。

予約や稼動管理が標準機能

弊社システムは、運用面での拡張性も高く、現場の使い勝手を上げる為の機能も標準装備しています。

・スマホでのチャットに対応（※弊社「ShareTalk」との連携による）
・各部署との報連相と連携を自動フロー化（※弊社「Stampflow」との連携による）
・タブレットのみによる報告書作成
・キュレーターからの声を、必要に応じてカスタマイズ
・拡張機能の追加とチューニングを現場行えるので運用ストレスの軽減に効果が期待できる

ケーススタディ

マルチハンディーリーダーとセンサーゲートを利用したICタグの利用事例

博物館・美術館では、紙の台帳で生産治具の管理を行っていましたが、利用状況や所蔵位置がわからず、毎回探す時間がかかっており、効率化が求められていました。

重要展示品や関連所蔵品に取り付けられたICタグをエリア間に設置した固定式リーダライタ（ゲートアンテナ）で読み取り、実績を記録します。

ソフトウェアで固定式リーダー、ハンディで登録したデータをタブレットや、スマホで閲覧することができます。

導入前の課題

〇重要展示品や関連所蔵品の所在がわからず探すために時間がかかっている
在庫管理や所在管理をなるべく手間をかけずに行ないたい。
〇重要展示品や関連所蔵品の劣化による不具合を防ぎたい
購入時期、メンテンナンス履歴が現場ではすぐにわからない。
どれを何回使ったか把握し、適切な品質管理をしたい。
〇補修状況を把握したい
重要展示品や関連所蔵品、パレットの利用実績と合わせて補修や修理の進捗状況も把握したい。

まとめ

弊社「収蔵位置管理ソリューション」の特長をまとめています。貴施設でのご利用をぜひご検討ください。

１．高い認識率により、ペーパレスや入力ミス軽減
２．高機能により、システム構築費用を大幅に削減することが可能
３．連携A P I機能を活用することで、「上位システム」との連携がシームレスに
４． IoT機器やRFID装置、I Cタグ、システム等、問題点の切り分けからワンストップでサポート

【既存商品】

※表は横にスクロールできます

	稼働環境	認識率	視認性	機能性	サポート	費用	留意点等
新製品	クラウド利用も可能	Artタグにより認識率アップ	Artシールにより視認性アップ	展示品管理機能を開発。標準機能で提供	ICタグ、機器・装置、ソフトウェア、システム環境をトータルサポート	概ね3,000,000円	「バーコード」や「QRコード」にも対応可能
自社既存品	オンプレミスのみ	ICタグは、金属対応のみでコスト高	視認性を高めるシールは提供外	工具及び計測器を管理する機能に特化	ICタグや機器・装置は、パートナー企業が対応	概ね5,000,000円	「RFタグ」対応のみ
A社	オンプレミスのみ	Artタグは無し	視認性を高める提案なし	個別開発	個別サポート	概ね10,000,000円	「バーコード」や「QRコード」にも対応可能
B社	クラウド利用のみ	Artタグは無し	視認性を高める提案なし	展示品管理機能は無し	個別サポート	概ね5,000,000円（4年利用）	「RFタグ」対応のみ